パソコン用語 その1 ちょっと詳しすぎたかな?
パソコン
パーソナル・コンピューター(個人用のコンピューター)の略。
現在主流になっているのが、マイクロソフト社のウィンドウズというOSを搭載した機種。
他にアップル社のマッキントッシュ(通称:マック)も特にグラフィック関係・アート系で根強い人気があります。
このページでは特に断りがなければウインドウズを念頭において書いています。
ハード(ハードウエア) / ソフト(ソフトウエア)
ハードウエアはパソコンの機械部分のこと。ソフトウエアはパソコンを動かすプログラムのこと。
俗に「ハードはソフトがなければただの箱」(で役に立たない)とか、逆に「ソフトはハードがなければただの紙」とか言われることもあります。
パソコンはハード(機械)とソフト(プログラム)が一体となって働いているということは記憶にとどめておいて下さい。
(「パソコンが壊れた」と言っても、ハード的にはまったく正常で、プログラムの「調子が悪くて」一時的にうまく動かない場合が多いです。もちろん機械の調子が悪くて、本当に「パソコンが壊れている」こともありますが。)
OS(オー・エス)(Operating System)(基本ソフト)/アプリ(Application)(アプリケーション)(応用ソフト)
OSとはOperating System、操作する(Operating)仕掛け(System)のことです。 OSとはハードを(機械)を操作するプログラムです。
言い換えると、人間の操作を機械に分かる形に変えて、CPU(中央演算装置)に処理させ、結果を表示させるのがOSの役目です。
「ソフトがなければただの箱」を「パソコン」にしているのがOSです。
「パソコンを動かすための基本的なソフト」ということで「基本ソフト」と呼ばれることもあります。
アプリ(アプリケーション・ソフト)とは、ワープロ・ソフト、表計算ソフト、データベース、フォトレタッチ(画像処理)等々のように、特定の用途のための専用ソフトのことです。
このアプリケーションソフトはOSを前提としたソフトです。つまり、多くの専用ソフトが共通して使う機能はOSにまかせてしまっています。
たとえば、文字入力です。文字入力は、ワープロでも、表計算でも、データベースでも、ほとんどのソフトで必要です。
キーボードの「A」を押すと(日本語入力Offなら)画面に「a」と表示される。
このような基本的な操作を実現するために、ワープロ、表計算、データベース等々のソフトが各自別々にプログラムを作成する・・・というのは非効率です。ということで、アプリはそのような基本的な処理はOSにまかせます。それが「OSを前提としている」ということです。
ここで、注意しなければいけないのは、例えばワープロソフトの「ワード」を電気店で購入するとします。
パソコンで一番よく使われているOSは「ウインドウズ」です。マッキントッシュはMacOSというOSを使っています。
ウインドウズを使っている方はウインドウズ用のワード、マッキントッシュを使っているかたはMac OS用のワードを購入しなければ動きません。
さらに、もうひとつ注意があります。
「バージョン」という専門用語がありますが(バージョンとは「第1版」などの「版」の意味です)、ウインドウズなら、主なものでも
Windows95、Windows98、Windows98 Second Editon, Windows Me, Windows 2000, Windows XP
と様々な種類があります。一般的に「同じ時期のものなら問題ない」のですが、最近発売されているソフトはWindows95では動かないものが多いです。また古いソフトは新しいWinodws XPでは動かないということもあります。
まとめると、パソコンを動かしているのがOSです。そのOSの助けを借りて「アプリ」(専用ソフト)が動きます。
その関係上、ウインドウズとマッキントッシュというまったく別のOSなら互換性はありません。(ウインドウズ用のソフトとマッキントッシュ用のソフトが1枚のCDに入っていることはありますが・・・)
また、同じウインドウズ、同じマッキントッシュ用でもOSの細かい種類の違いで、動かないこともある、ということです。
電器屋さんでソフトを購入する時は必ず、自分のパソコンのOSの種類を、細かいバージョンまで覚えて(あるいはメモして)おいて下さい。ソフトのパッケージには必ず、(小さな字で)「動作環境」が書いてありますので、購入したいソフトが自分のパソコンで動作するかどうかチェックしてから購入しましょう。(一般的に同じ時期のものなら問題ないのですが、いざ動かなかったらくやしいです・・・。)
ハードの性能の見方:電器屋さんの折込広告を見る時の参考に
CPU(Central Processing Unit)(中央演算装置)
CPUがパソコンの心臓部にあたり、これがプログラムから与えられる命令(演算)を処理します。そしてそのCPUは、クロック周波数と呼ばれるタイミングで働いています。
仮に1秒間に1千回働くCPUと1万回働くCPUとがあったら、1万回の方が10倍処理速度が速くなることになります。
カタログに載っている1.8GHzとか2.2GHzとかがこの周波数の数値です。
1.8GHzのHzはヘルツと読み、1秒間あたりの周波数をあらわす単位です。「ヘルツ」という名は、電磁波を発見したドイツの物理学者H. Hertzさんにちなんで名付けられたそうです。
蛇足ですが、家庭にやってくる電気の周波数は、東日本は50Hz、西日本は60Hzです。今の電化製品には見られなくなったようですが、昔の家電には50Hzと60Hzの切り替えスイッチがあったりしました。(モータを使った、たとえばレコードプレイヤーとか・・・いや、これは50Hz用の軸・60Hz用の軸を交換してたっけ・・・)
この由来は明治時代にさかのぼって、東京電灯はドイツから、大阪電灯はアメリカから大型発電機を輸入したからなんだそうです。
閑話休題。1.8GHzのGはギガとよみ1G=1,000,000,000、つまり10億のこと。
まとめると、1.8GHzと書いてあるパソコンは、そのCPU(中央演算装置)が1秒間に18億の処理をする速度をもっているということです。
チラシ等にPentium4とかCeleronとかAthlonとか書いてあるのはCPUの種類です。
CPUメーカのトップがインテル社で、その主力製品がPentium4(ペンティアム・フォー)、廉価版CPUがCeleron(セレロン)となります。
インテル社を追いかけているのがAMD(エー・エム・ディ)社で、その主力製品がAthlon(アスロン)、廉価版がDuron(デュロン)です。
Athlonの周波数表示は例えば 「Athlon XP 2200+ 」という表示ですが、この「+」は、2200(つまり2.2G)相当の処理速度があります、という表示です。 ここら辺分かりにくいですが、インテル社はCPUの性能の中で、一番わかりやすい周波数を上げるという方針をとっています。AMDは、素直に周波数を表示したら、売り上げに響くと考えて、周波数は2200までありませんが、周波数以外の性能がよいのでインテル社の2.2相当の実力がありますといいたくて、2200+というプラスをつけて表示しています。
インテルを選ぶかAMDを選ぶかは、特にどちらを選んでも問題ありません。一般的にAMDの方が安めの価格設定にはなっているようです。
どの程度の周波数が必要かは一概に言えませんが、参考までに、私の2003/8/26日現在のパソコンの周波数は777MHzで、特に問題なく動いております。
Mはメガと読み、777MHz=0.777GHzです。
この程度で、ワープロ・表計算・デジカメの画像処理程度はそれほどイライラすることもなく行えます
メモリ(Memory)/ハードディスク(Hard Disk)
Memoryもハードディスクも「記憶装置」です。
CPUが働く時、それは「プログラム」から命令を受けてそれを処理し、結果をプログラムに戻す、という作業の連続です。
「プログラム」はどこにあるか?というと、ハードディスクという「記憶装置」の中にあります。
パソコンに電源を入れると、パソコンはハードディスクにOSを探しに行きます。OSが見つかったら、OSのプログラムの指示に従って「パソコンとして働ける体制作り」を行います。それが完了したら、皆様が普通見るおなじみの画面が表示されて、人間からの指示待ち状態になります。
(OSを起動させることを「ブートする」と表現します。パソコンがOSを見つけることが出来なかったら、ブートに失敗して「いつもの画面が出ないんですが、パソコン壊れたんでしょうか?」になります。たとえばFDを入れたままパソコンの電源を入れた時、です。)
「ハードディスク」はOSやアプリ等のプログラムを記憶しておく装置です。プログラムだけでなく、自分で作ったワープロの文書、デジカメから取り込んだ画像ファイル等々を「記憶しておく(保存しておく)装置」です。
ハードディスクの「記憶装置」としての特徴は、「大容量・低速度」です。
もちろん、他の記憶装置、例えばフロッピィ・ディスク、CD-ROM、MO、DVD-ROMと較べたら格段に「高速度」ですが、CPUの処理速度に較べたら「超低速度」です。
そこで必要なのが、高速度の記憶装置=メモリです。
メモリは電気回路で出来ているので、モーターが回転し、金属の円盤に書かれている情報を針がなぞって読み出し・・・というハードディスクとは比べ物にならないほど高速度です。「電気の速さとモーターの速さの違い」と言ったら大げさですが、分かりやすいのではないでしょうか?
CPUとメモリとハード・ディスクの関係は、よく
人間と机と引き出しの関係、に喩えられます。
人間が作業するとき、机が広いといろいろな資料を広げることが出来て、効率が上がります。 この机がパソコンではメモリになります。
メモリの容量が多いほど、CPUは高速に処理できます。
人間が机の上にない資料が欲しいとき、引き出しを開けます
CPUがメモリ上に欲しいものがないとき、ハードディスクに探しに行きます。
ところがこのハードディスクはメモリに較べると超低速、つまりCPUはその間、することがなくてぼ〜っとお休み状態です。
メモリがたくさんある=机が広くて作業効率が上がる、という喩えが何となく分かっていただけたでしょうか?
もう少しこの喩えを続けると、欲しい資料が引き出しの中になかったら、本棚を探しに行きます。 これがCPUでいうと「外部記憶装置」つまりフロッピィ・ディスクやCD-ROMや、MO、DVD-ROMなのです。(ROM=Read Only Memory「読み出しのみの記憶装置」です)
メモリもハードディスクも性能としては、容量と速度がありますが、チラシには普通容量しか載せていません。確かにメモリやハードディスクの速度まで気になるのは、かなりのマニアの部類で、通常は容量だけで十分だと思います。
どの程度の容量が必要かというのも一概に言えませんが、メモリは通常256M(メガ)あれば十分です。現在市販の多くのパソコンは、256M、廉価なパソコンでは128Mになっているようです。128Mでもそれほどストレスは感じないでしょう。画像処理とか動画処理で256Mでもストレスを感じる方はメモリの増設を考えてみるとよいでしょう。
ハードディスクも、あまりソフトを入れず、画像・動画を扱わないのなら(今時最低でも20G程度はあると思いますが)10Gぐらいで十分でしょう。
デジカメ画像をよく取り込む方は40G程度のものを買っておいて、ハードディスクが狭くなったらCD-R,CD-RW,DVD-R,DVD-RW等に記録することを考えるのがいいでしょう。
動画処理を行う方も、内臓のハードディスクの容量にはそれほどこだわらず、まめに書き込み可能なDVDに記録するとか、ハードディスクの増設(内臓・外付け)を念頭においておいた方がいいかもしれません。
外部記憶装置・媒体
外部記憶装置・外部記憶媒体という用語はあまり使われていません。
フロッピィ・ディスク、CD-ROM、CD-R, CD-RW, DVD-ROM, DVD-R, DVD-RWという具体的な名称で呼ばれることがほとんどです。
あまり使い分けしていませんが、正確な表現としては、装置のことを「ドライブ」、媒体のことを「メディア」と言っています。
フロッピィ・ディスクを読み書きするための装置が、フロッピィ・ディスク・ドライブで、フロッピィ・ディスク1枚1枚がメディアということになります。
現在、パソコンを選ぶさいに、動画処理をするといったパワーを必要とする処理をしないかぎり、CPU、メモリー、ハードディスクの性能はあまり問題になりません。
それよりも、どのような外部記憶装置が付属しているかを見るとよいでしょう。
フロッピィ・ディスク
容量は1.4M。
昔から使われている伝統的なメディアですが、最近のパソコンには付属していないことが多いです。パソコン教室などで、実際に作った作品を持ち帰っていただく場合に使い勝手がよかったのですが、「フロッピィはうちでは使えない」という声によく接するようになりました。
フロッピィ・ディスク・ドライブを内臓していないパソコンでフロッピィ・ディスクを使いたい場合は、外付けのドライブを購入して下さい。
CD-ROM (Compact Disk - Read Only Memonry)
音楽CDから発展したメディアです。容量は650M、700M。
一番廉価なパソコンにも通常内臓されています。音楽CDも聴けますし、ソフトなどは通常CD-ROMにおさめられて販売されていますので必須のものです。
ただし、これから説明する、CD-R, CD-RW, DVD-ROM, DVD-R, DVD-RW等のドライブがあれば、CD-ROMを扱うことができます。
CD-R(Recordable), CD-RW(Rewritable)
CD-RはRecordable、つまり「記録できる」CD、RWはRewritable、つまり「書き換え可能」なCDです。(Rは書き換えは不可能、1回かぎりの記録です)
容量はCDと同じ650M、700Mです。
現在、CD-RとCD-RWの違いはメディアの違いだけで、CD-R、CD-RWのドライブは共通になっています。(つまり、CD-RWのドライブで、CD-ROM、CD-R、CD-RWのメディアが扱えます。)
デジカメをよく撮るかたには必須です。デジカメの画像をCD-Rに書き込むと半永久的に保存できます。
DVD (Digital Versatile Disk あるいは Digital Video Disk)
CD-ROMは、最初音楽CDがあって、それからCD-ROMが生まれました。
DVDの場合は、最初から、映像用とパソコン用とが同時に生まれました。そのため、
DVDがDigital Video Diskの略でもあり、Digital Versatile Disk(デジタル多目的ディスク)の略でもあったりします。 (正確にはSony,Philips系がDigital Video Disk、松下・東芝系がDigital Versatile Diskと呼んでいたそうですが。)
映像用のDVDがDVD-Video、パソコン用の記録媒体がDVD-ROMとなります。
この先、記録できるDVDに話が移ると、色々な規格が入り乱れて、頭が混乱すると思います。話がややっこしいので、現時点(2003/8)での私のお勧めをまず言います。
「CD-RW/DVD-ROM搭載」がお勧め、です。
これがあれば、CD-ROM、CD-R、CD-RW、DVD-Video、DVD-ROMが扱えます。DVDに記録はできませんが、DVDの映画が見れて、DVDにおさめられているアプリやゲームも利用することができます。CD-R/Wでは容量が少ない、とお思いの方だけ、あるいは将来の参考にしたい方だけ、引き続きお付き合い願います。
ところで、私は未購入ですが、記録型DVDは、VTRに取って代わる家電商品としても売られています。この規格に2種類あって、松下系のDVD-RAMとパイオニア系のDVD-R/DVD-RWがあります。(まとめてDVD-R/RWと表記)
DVD-RAMはFDやMDのように、メディアが「カートリッジ」の中に収められています。(むき出しのもあります。)約10万回書き換え可能となっています。こちらは、通常のDVDプレイヤーでは再生できません。
DVD-R/DVD-RWは、DVD-RがRecordableで1回のみの書き込み、DVD-RWがRewritableで約1000回の書き換えが可能になっています。このメディアは通常のDVDプレイヤーで再生可能です。
(正確には、「ビデオモード」で録画時、2001年以降に発売されたほぼすべてのDVDプレイヤーで再生可能、「ビデオレコーディング(VR)モード」で録画時、RW Compatible(RW互換)のDVDプレーヤーで再生が可能でだそうです。
パソコンの場合、上の規格にさらに、DVD+R, DVD+RW (まとめてDVD+R/RWと表記)が加わります。この規格は(DVD-Videoを作成した場合)DVDプレイヤーで再生可能だそうです。
さて、ここで「メディア」と「ドライブ」の関係を復習しておきましょう。 フロッピィ・ディスクを読み書きする装置が「ドライブ」、フロッピィディスクの1枚1枚が「メディア」といいました。
記録可能なDVDのメディアの種類としては、
DVD-RAM
DVD-R
DVD-RW
DVD+R
DVD+RW
の5種類ある、ということになります。
そして「ドライブ」としては
DVD-RAM用ドライブ
DVD-R/RW用ドライブ
DVD+R/RW用ドライブ
の3種類ある、ということになります。
これが基本ですが、当然ながら、ユーザは「複数のメディアが扱えるドライブがあったら便利」と思います。その声にこたえて、複数のメディアが扱えるドライブが登場しています。
DVD Multiドライブが、DVD-RAM, DVD-R/RWに対応します。(DVD+R/RWには対応していません)
DVD デュアルとかDVD±R/RWと呼ばれるドライブが、DVD-R/RW, DVD+R/RWに対応しています。(DVD-RAMには対応していません)
さらに、通称”全部入り”ドライブがあります。これは文字通り、DVD-RAM、DVD-R/W、DVD+R/RWの全部に対応しています。
ということでしたが、お分かりいただけたでしょうか?
ややっこしいので、もう一度「おさらい」です。
記録できるDVDのメディアの種類は、
DVD-RAM
DVD-R
DVD-RW
DVD+R
DVD+RW
の5種類。
DVDドライブの種類は、
DVD-RAM用ドライブ
DVD-R/RW用ドライブ
DVD+R/RW用ドライブ
DVD Multiドライブ:DVD-RAM, DVD-R/RW
DVD デュアル=DVD±R/RW:DVD-R/RW, DVD+R/RW
通称”全部入り”:DVD-RAM、DVD-R/W、DVD+R/RW(全部)
の6種類。
ちなみに、私は少し前のRichoのDVDドライブを使っています。
このドライブは、CD-ROM, CD-R, CD-RW, DVD-Video, DVD-ROM, DVD+RWに対応しています。 (古い機種なので、DVD+Rには対応していません。)
実際使ってみて、DVDでの記録は、CD-Rに比べてメディア代が高いのでほとんど使っていません。 お勧めとしては、2〜3年後にはDVDの方が主流になりそうなので、その時、主流になっているDVDのメディアに対応したドライブを購入するのがいいと思います。
現在、動画処理を行っている方はCD-Rでは容量が少ないかと思います。その場合は通常のDVDプレイヤーでも再生可能な、DVD+R/RW, DVD-R/RW,あるいはDVD±R/RWという選択がいいと思います。
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